「じかんぎんこう」お金ではなく時間を介する地域内助け合いの仕組み@長野県麻績村

 

じかんぎんこう

「じかんぎんこう」は、長野県麻績村の住民同士が時間を介して支え合う仕組みです。登録制で運営され、利用者は自分のできることや支援してほしいことを共有します。活動内容は通帳で記録され、子育て支援、家事、学習支援、買い物代行など多様な支援メニューが登録されています。  

本事例は、お金ではなく「時間」を交換価値として活用し、住民同士の相互扶助を促進した点が特徴的です。単なるボランティア活動ではなく、個人の得意分野や困りごとを可視化し、地域内で循環させることで、継続的な関係性の構築を目指している仕組みといえます。  

SeaGraphの視点では、本事例は地域コミュニティ構築に資するユニークな事例であると考えられます。多くの地域では高齢化や人口減少に伴い住民同士の接点が減少していますが、本事例は支援の需給を見える化し、人と人との関係資本を蓄積する仕組みを整えています。特別な資金を必要とせず導入できるため、他地域への展開可能性も高いと考えられます。  

今後は、登録者数の拡大や世代間交流の促進に注目が集まるでしょう。特に子育て世代、高齢者、移住者など多様な住民が参加することで支援の選択肢が増え、地域全体の助け合いネットワークが強化されることが期待されます。また、活動記録の蓄積による地域課題の把握にも活用できる可能性もあると考えられます。

 


 

出典:じかんぎんこう 公式サイト
https://time-bank.wakuwaku-village03.workers.dev/