「TABETE(タベテ)」食品ロス削減を支えるフードシェアリングサービス

 

TABETE(タベテ)

「TABETE(タベテ)」は、株式会社コークッキングが運営するフードシェアリングサービスです。パン店、飲食店、ホテル、スーパーなどで、まだ安全に食べられるものの売り切ることが難しい食品をアプリ上で利用者とマッチングしています。利用者はアプリで商品を予約・決済し、指定時間に店舗で受け取る仕組みです。また、全国の自治体と食品ロス削減に関する連携協定を締結しています。

本事例は、食品廃棄という社会課題を行政施策や寄付活動だけでなく、市場取引の仕組みを活用して解決しようとした点が特徴的です。食品を必要とする消費者と余剰在庫を抱える事業者をデジタル上で結び付けることで、環境負荷の低減と事業者の収益機会の確保を同時に実現するモデルを構築しています。

SeaGraphの視点では、本事例は食品ロス対策を廃棄物問題ではなく流通最適化の課題として捉え直した点が優れていると考えられます。特に、消費者が日常的な購買行動を通じて課題解決に参加できる仕組みを構築していることは社会的インパクトが大きいと考えられます。また、自治体との連携実績が豊富であり、地域の食品ロス削減政策との親和性も高く、全国各地への展開可能性を備えたモデルであると考えられます。

今後は、参加店舗や利用者のさらなる拡大によって、どの程度の食品ロス削減効果を生み出せるかという点に注目が集まるでしょう。また、自治体との連携が地域全体の循環型経済や脱炭素施策と結び付くことで、食品ロス対策を超えた持続可能な地域づくりへ発展するかも重要なポイントとなりそうです。

 


 

出典:TABETE 公式サイト
https://tabete.me