「LaLab(ららぼ)」若者視点から広島のまちをリデザインする実験室@広島県広島市

 

LaLab(ららぼ)

「LaLab(ららぼ)」は、広島都心会議が主導し、広島市中区の地下街シャレオ内に設置された「広島都心部まちなかデザイン実験室」です。県内の大学生などの若者が集まり、自分たちが集いたくなる空間・ほしい場所を自ら考え、アイデアを試行錯誤しながら形にしていく実践的なプロジェクト拠点として機能しています。

本事例の特徴は、行政や大人たちがトップダウンで若者向けの施設を作るのではなく、若者自身に「まちの余白」と「企画の裁量」を与えている点です。卓球台の設置やリラックス空間の創出など、実証実験を繰り返しながら、まちの魅力や課題を当事者目線で抽出しています。

SeaGraphの視点では、若者の流出という地方都市の課題に対し、まちづくりへの参加のプロセスそのものをエンターテインメント化している事例であると考えられます。特に、学生時代に自分たちのアイデアで街の風景が変わるという原体験は、将来的な地元への定着(シビックプライドの醸成)に強く結びつくと考えられます。

今後は、この「LaLab(ららぼ)」で生まれた若者のアイデアが、実際の駅前再開発や公共空間の運用ルールにどのように実装されていくか、行政と民間企業の柔軟な受け入れ態勢に注目が集まるでしょう。

 


 

出典:まちなか実験室 LaLab 公式サイト
https://lalab.info