まちなか自習室
「まちなか自習室」は、神戸市の協力店舗に空きスペースを提供いただき、中高生が無料で自習スペースとして利用できる取り組みです。地域のカフェやショールームなどが参加し、専用ウェブサイトで対象店舗を検索して利用する仕組みとなっています。
本事例は、新たな公共施設を建設するのではなく、民間事業者が保有する既存の遊休空間や時間をシェアリングする手法を採用しています。地域社会全体で次世代の若者を支援する関係性を構築する、官民連携の空間活用の好例となっています。
SeaGraphの視点では、インフラ投資を伴わずに公共サービスを拡充できる点で、財政課題を抱える他地域でも導入しやすいモデルであると考えられます。今後はIT技術を活用した空き状況のリアルタイム可視化や、地域内での予約連携システムへの技術拡張性が見込まれます。
今後は、単なる学習空間の提供にとどまらず、協力店舗と学生との間での異世代交流や、地域産業を知るきっかけといったキャリア教育的な波及効果が注目されていくでしょう。また、持続可能な運営に向けて協力企業側のメリットをいかに創出するかという点も期待されます。
出典:神戸市 「まちなか自習室」 公式サイト
https://www.city.kobe.lg.jp/a57667/machinaka_zisyuu.html
https://kodomotto-kobe.jp/article/explain/0038.html