「INNFRA Base」自立型水循環インフラの持続可能性@山梨県甲府市

 

INNFRA Base

INNFRA株式会社は、既存のインフラ網から独立した水循環・エネルギーシステムを展開しています。公式サイトによると「送電線や上下水道に依存しないエネルギーと水を中心としたインフラ設備の企画・設計支援」を行っており、可動型の水循環ユニット「INNFRA Base」などを開発しています。

本事例は、生活に不可欠な水と電力を完全に自律供給する技術により、居住や商業活動における地理的・物理的な制約を排除した点に特徴があります。大規模な集中型インフラから、分散・可動型のマイクロインフラへの転換が特に優れています。

SeaGraphの視点では、本事業はインフラストラクチャーをサービス化し空間価値を再定義する革新的アプローチであると考えられます。多大な維持費を要する従来の公共工事と比較して導入速度と柔軟性に優れており、今後は被災地での迅速な拠点形成や、限界集落におけるインフラ維持課題を根本から解決する社会的インパクトが期待できます。

今後は、多様な気候条件や極端な自然環境下におけるシステムの長期的な稼働安定性の実証や、現行の公衆衛生および建築関連法規との整合性を図りながら、いかに社会実装のコストを低減していくかという点が注目されるでしょう。

 


 

出典:INNFRA株式会社 公式サイト
https://innfra.jp