坂川ながるるプロジェクト
千葉県松戸市の坂川が流れる春雨橋親水広場を中心とした、まちづくりプロジェクトです。公式サイトによると、「自然と変わりゆく川の流れのように、持続可能なまちの変化を促す実験」として、地域住民やボランティアを巻き込んだマーケットやシネマイベント、ゴミ拾い(クリーンウォーク)などを定期的に実施し、広場の理想的な使い方を模索しています。
本事例の特徴は、完成された観光施設をつくるのではなく、余白のある河川空間を舞台に市民の「やってみたい」というアクションを引き出し、コミュニティを形成しながらまちの賑わいを創出している点です。
SeaGraphの視点では、ハードの整備が先行しがちな都市開発において、ソフト(人々の活動や交流)の実証実験を約2年かけて丁寧に行っている点が優れていると考えられます。地域住民が主体となることでシビックプライドの醸成に直結し、持続可能なエリアリノベーションのモデルケースとして大きなポテンシャルを持っています。
今後は、実証実験で生まれたコミュニティが、将来的な店舗出店や周辺エリアへの経済効果にどのように結びついていくかという点が注目されます。
出典:坂川ながるるプロジェクト 公式サイト
https://sakagawanagaruru.com