FAVTOWN wakayama
和歌山市とシナジーマーケティング株式会社が連携し、2023年に開始したコミュニケーションサービスです。公式サイトによると「地元が好きという共通項でつながるコミュニケーションサービス」で、住民や出身者、企業、学校などが登録し、情報発信や交流が行われています。
この事例の特徴は、転出した若者を対象にした関係人口の継続的なコミュニティ形成にあります。デジタル会員基盤を通じて、地域情報の配信、特産品の送付、企業情報提供などを組み合わせ、離れた場所からでも地域との心理的・社会的なつながりを維持する仕組みを構築しています。
SeaGraphの視点では、人口流出対策を「移住促進」ではなく「関係維持型コミュニティ」として設計した点が特徴的だと考えられます。自治体・企業・学校を同一プラットフォームに統合することで、就職・消費・寄付など複数の地域参加を生み出す拡張性を持つモデルといえます。
今後は、就職マッチング機能などを含むサービス拡張により、Uターン就職や地域企業との接点創出がどこまで実際の人口回帰や地域経済に結びつくかという点が注目されるでしょう。
出典:FAVTOWN wakayama 公式サイト
https://favtown.jp/wakayama/