「高校生みらい共創課」高校生が市役所で政策提案に参加する仕組み@岡山県高梁市

 

高校生みらい共創課

岡山県高梁市では2025年4月、市役所内に高校生のみで構成される「高校生みらい共創課」が設置されました。県立高梁高校と高梁城南高校の生徒計12人が参加し、週1回市役所で活動しながら、地域課題の解決策や地域活性化策を企画・提案する取り組みです。 

この事例の特徴は、若者を行政の外部協力者ではなく、実質的な「職員」に近い立場として組織内部に組み込んでいる点にあります。高校生がテーマ設定から企画立案、地域での活動まで関わることで、教育と自治体運営を接続する実践型の学習・参加モデルになっています。

SeaGraphの視点では、この仕組みは若者参加型ガバナンスの実装例と考えられます。特に自治体組織内に高校生主体の部署を設ける点は、単発のワークショップ型施策よりも制度化の度合いが高く、地域政策に若年層の視点を継続的に取り込むモデルとして他地域への展開可能性があります。

今後は、高校生の提案がどこまで政策や事業として実装されるかという点が注目されます。また、若者の地域定着や人材育成にどの程度寄与するのか、長期的な地域社会への影響も評価対象になると考えられます。

 


 

出典:高梁市公式サイト 「高校生みらい共創課」
https://www.city.takahashi.lg.jp/site/koukousei-miraikyousouka/