路のテラス
「路のテラス」は、神姫バスが商業施設「キュエル姫路」の3階共用部テラスエリアをリニューアルして、2026年9月25日に運用を開始した空間です。播州織を活用した「結び処」を設け、観光客や地域住民が利用できる滞在空間としています。
本事例は、駅前商業施設の共用空間を、地域文化に触れながら休憩や交流ができる滞在場所へ転換した点が特徴的です。地域産業である播州織を体験要素として取り入れ、施設内の飲食や街歩きとの接点も設けています。
SeaGraphの視点では、交通事業者が駅前施設を単なる商業・交通利用のための場所としてではなく、地域文化と観光客の接点として再設計している点に価値があると考えられます。特に、既存施設の共用部を活用する手法は、新規施設を建設せずに駅前の滞在時間を生み出す方法として他地域にも応用できると考えられます。
今後は、本空間が観光客だけでなく地域住民にもどの程度利用されるかという点に注目が集まるでしょう。また、1階の「MONZEN」で提供される地域の食や文化と3階のテラスを組み合わせることで、姫路駅周辺での滞在や回遊にどのような変化が生まれるかという点も注視されると考えられます。
出典:神姫バス株式会社 公式サイト
https://www.shinkibus.co.jp/sys/whatsnew/download/2576