Osaka Metro の接客案内サービスにKDDI×AVITAのヒューマノイドを活用する実証実験を実施 ~梅田駅と谷町九丁目駅で、「ヒューマノイド駅員」による未来の顧客体験を提供~
Osaka Metro(大阪市高速電気軌道株式会社)は、KDDIとAVITAが開発した「ヒューマノイド(人間に姿や形がよく似た人型ロボット)駅員」を駅の接客案内に活用する実証実験を、2026年8月から9月まで実施します。実験では、梅田駅のMetro Opus 梅田店と谷町九丁目駅のMetro Opus 谷町九丁目eastにヒューマノイドを設置し、駅構内や乗換ルート、周辺観光情報などを案内します。
本事例は、駅員による案内業務の一部を、生成AIを搭載したヒューマノイドによって担う実証環境を駅構内に設けた点が特徴的です。音声による対話だけでなく、英語・中国語を含む多言語対応や、手元のディスプレイに表示したQRコードを使った詳細な案内情報の提供も組み合わせています。
SeaGraphの視点では、単にロボットを導入するのではなく、実際の駅という公共空間で利用者の受容性や運用上の課題を検証する点に価値があると考えられます。特に、多言語案内や観光情報提供など、鉄道事業者が抱える案内業務を補完する用途は、訪日客の多い他都市の交通拠点にも応用できる可能性があると考えられます。
今後は、ヒューマノイドによる案内が利用者にどの程度受け入れられるのか、複雑な質問への対応精度や多言語コミュニケーションの実用性に注目が集まるでしょう。また、Osaka Metroは本実証を通じて、需要や顧客の受容性、実運用に向けた課題を検証するとしており、実証結果が今後の駅サービスにどのように反映されるかという点も注視されると考えられます。
出典:Osaka Metro プレスリリース
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20260828_humanoid_jikken.php