龍馬パスポート
「龍馬パスポート」は、高知県内の観光施設や飲食店、交通機関、宿泊施設、体験プログラムなどを利用してスタンプを集め、一定数に達するとパスポートを更新できる観光制度です。観光施設などは1回1個、体験・宿泊は1回2個のスタンプが設定されています。
本事例は、県内各地の観光・飲食・交通・宿泊・体験を一つのスタンプ制度で接続し、旅行者の周遊行動を促す仕組みを構築した点が特徴的です。利用実績を段階的なステージアップにつなげることで、単発の観光消費を複数地点の訪問へ結び付ける設計となっています。
SeaGraphの視点では、地域に分散する観光資源を新たに大型施設などへ集約するのではなく、共通の制度によって横につないでいる点に価値があると考えられます。自治体単位だけでなく、複数市町村をまたぐ周遊促進策としても活用でき、地域内消費と回遊を同時に設計できる仕組みであると考えられます。
今後は、2026年度も新規参加施設や指定イベントが追加されるなかで、参加施設の広がりや制度を利用した観光客の周遊がどのように継続していくかという点に注目が集まるでしょう。2026年9月には新規参加施設や期間限定のレアスタンプに関する情報が更新されており、制度の継続的な運用も注視されると考えられます。
出典:高知県観光情報サイト こうち旅ネット 公式サイト
https://kochi-tabi.jp/ryoma-pass/