ともいきファーム
「ともいきファーム」は、2026年8月に神奈川県庁東庁舎11階の展望テラスで開園した取組です。アクアポニックスを活用してミント、バジル、マリーゴールドなどの農作物とホンモロコ、ティラピアなどの魚を育てており、農園作業を地域の障害福祉サービス事業所が担当しています。収穫物は近隣のレストランや商業施設などに販売する予定です。
本事例は、都市部の既存施設を農業と福祉の活動場所として活用し、生産、福祉サービス事業所との連携、地域での販売までを一つの仕組みに設計した点が特徴的です。さらに、アクアポニックスによって植物と魚の生産を組み合わせています。
SeaGraphの視点では、農福連携の実施場所を従来の農地に限定せず、都市部の公共施設に展開している点に価値があると考えられます。特に、福祉、食、環境、地域交流を一つの場所で接続できるため、農地の確保が難しい都市部でも応用を検討できるモデルであると考えられます。
今後は、地域の障害福祉サービス事業所との連携が実際にどのような就労機会につながるのかという点に注目が集まるでしょう。また、収穫物の販売や地域住民を巻き込んだイベントを通じて、県庁が地域との接点としてどのように機能するのかも注視されると考えられます。
出典:神奈川県 公式サイト
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/m8u/prs/r8767740.html