職員がゆかたで執務します
広島市は、6月に開催される「ゆかたできん祭」に合わせ、祭り初日に市職員の有志がゆかたを着用して執務を行う取り組みを実施しました。対象は広島市役所本庁舎内の経済観光局で、祭りの周知と来街促進を目的として実施されています。
本事例は、行政組織が情報発信主体となるだけでなく、職員自身が地域イベントの参加者となり、日常業務の場を活用して地域文化を可視化している点が特徴的です。大規模な設備投資や新規事業を伴わず、既存の行政活動と地域行事を接続することで、地域イベントへの関心を高める取り組みとして位置付けることができます。
SeaGraphの視点では、本事例は観光振興や地域文化継承において、行政職員の行動そのものを広報資源として活用する取り組みであると考えられます。職員が主体的に参加することで市民との接点を増やしているだけでなく、比較的低コストで実施可能であり、伝統文化や季節行事を持つ他地域にも応用しやすいモデルであると考えられます。
今後は、このような職員参加型の取り組みが来街者数やイベント認知度の向上にどの程度寄与するかという点に注目が集まるでしょう。また、ゆかた以外の地域文化や特産品のPR活動へ展開されることで、行政と地域コミュニティの連携強化につながる可能性も期待されます。
出典:広島市 プレスリリース 「職員がゆかたで執務します」
https://www.city.hiroshima.lg.jp/shisei/kouhou/1004010/1027481/1005816/1005849.html