ど冷えもんBOX
「ど冷えもんBOX」は、トラスコ中山が展開する一人用のクーリング(冷却)ボックスです。頭からつま先まで一気に全身冷却できることが特徴で、約5℃の冷風を利用者へ直接送る構造を採用しています。単相100V電源で稼働し、屋内外で使用できるほか、風量や温度を3段階で調整できる機能を備えています。
本事例は、従来の空間全体を冷やす方式ではなく、人そのものを冷却対象とする点が特徴的です。利用者が装置内部に入ることで限定的な空間を効率的に冷却する仕組みとなっています。工事不要で導入できるため、建設現場や工場、イベント会場など多様な環境への展開が想定されています。
SeaGraphの視点では、本事例は近年の猛暑に対応する実践的な取り組みであると考えられます。また、空間全体の空調強化ではなく、作業者単位で冷却を行う発想は、電力負荷の抑制と熱中症対策を両立できる可能性があります。特に屋外作業や仮設環境が多い地域では応用範囲が広く、労働安全衛生の向上にも寄与することが期待されます。
今後は、実際の作業現場における熱中症予防効果や運用コストの検証に注目が集まると考えられます。また、再生可能エネルギーとの組み合わせや、より軽量で移設しやすいモデルの開発が進めば、災害対応拠点や地域イベントなどへの活用拡大も期待されるでしょう。
出典:トラスコ中山 「ど冷えもんBOX」 公式サイト
https://www.trusco.co.jp/lp/dohiemon/