「UMI-EMA(ウミエマ)」廃漁具をアップサイクルして絵馬に。海洋課題可視化の取り組み

 

UMI-EMA(ウミエマ)

「UMI-EMA(ウミエマ)」は、株式会社REMAREとフィッシャーマン・ジャパンが共同開発した、廃棄漁具などの海洋プラスチックごみを素材とした製品です。海洋生物や環境課題がデザインされ、大阪の住吉大社等で絵馬として授与されています。

本事例は、環境負荷の高い廃棄物を、神社で奉納される神聖な伝統的アイテムへと転換した点が特徴的です。消費者に日常的なプロダクトとして手に取っていただくことで、深刻な環境問題を身近なトピックとして再認識する機会を創出しています。

SeaGraphの視点では、廃棄物処理を文化的な価値へと昇華させたサーキュラーエコノミーの先進例であると考えられます。特に、伝統文化と環境技術の融合は他の廃材活用にも応用でき、寄付を通じた経済の循環を生み出す社会的インパクトを有していると考えられます。

今後は、導入する神社仏閣の全国的な拡大や、絵馬以外の伝統工芸品・日用品への素材の水平展開など、循環型サプライチェーンの規模をどこまでスケールできるかという点が注目されていくでしょう。

 


 

出典:UMI-EMA 公式サイト
https://umi-ema.com/