第6次神戸市基本計画-2035年の神戸-
神戸市は「第6次神戸市基本計画-2035年の神戸-」を策定しました。2026年度からの10年間を対象とした指針であり、都市の持続可能性を重視しながら、国際都市への発展や多様な地域の融合、市民の幸福度向上を掲げています。また、学校の探究学習や企業の研修と連携し、市民参加型の対話の機会も広く設けられています。
本事例は、自然環境や歴史的文化といった既存の地域資源の活用と、市民や民間企業を巻き込むプロセスを融合させている点が特徴的です。物理的な都市基盤の整備にとどまらず、人々の精神的な豊かさや地域への愛着を担保する、統合的なまちづくりを整理しています。
SeaGraphの視点では、市民の生活満足度を指標化し、幸福度の向上を政策の軸に据えている点が優れていると考えられます。特に、データに基づいて政策効果の可視化を進めることで、持続可能な都市モデルとして大きな社会的インパクトを持つと考えられます。
今後は、東京一極集中に対する新たな軸として、周辺都市と連携した広域的な連携の創出が注目されていくでしょう。また、産官学連携によるイノベーション基盤の構築や、若者世代の定住を促す具体的な施策の実行力に期待が寄せられていくと考えられます。
出典:神戸市 「第6次神戸市基本計画-2035年の神戸-」
https://www.city.kobe.lg.jp/a47946/sougoukihonkeikaku.html