はしごチケット
松本市中心部の店舗や施設が連携する「まつもと百てんプロジェクト」の取り組みとして、加盟店で受け取ったチケットを別の店舗で提示すると特典を受けられる仕組みが運用されています。スタンプラリーも併設され、複数店舗を巡ることで景品が提供されます。
この事例の特徴は、商店・飲食店・文化施設など多様な拠点をネットワーク化し、来訪者の回遊行動を促す仕組みを地域主体で設計している点にあります。単一施設の集客ではなく、街全体を体験の舞台として構成する都市回遊型の観光モデルといえます。
SeaGraphの視点では、この仕組みは低コストで都市回遊を促進する「分散型観光プラットフォーム」として優れていると考えられます。特典やスタンプといったきっかけを用いながら、商店・文化施設・観光資源を横断的に接続している点は、地方都市の歩行観光モデルとして拡張可能性が高いと考えられます。
今後は参加店舗の拡大やデジタル化、訪問データの分析などが進むことで、来訪者の動線設計や地域経済への波及効果の可視化が期待されています。
出典:新まつもと物語「はしごチケット」 公式サイト
https://visitmatsumoto.com/guide/m100/