「fil(フィル)」学生シェアハウスが生む都市共生型居住モデルの可能性@富山県富山市

 

fil(フィル)

富山市中心市街地の証券会社ビルを改修し、学生向けシェアハウス「fil(フィル)」が整備されました。公式サイトによると「中心市街地の路面電車沿いにある証券会社ビルをリノベーション」した施設で、2〜5階がシェアハウス、1階には食堂カフェが設置されています。 

この事例は、学生住宅を単なる住居ではなく、都市中心部での活動拠点として設計している点に特徴があります。空きビルの再活用と学生コミュニティの形成を組み合わせ、学生が商店街や地域活動に関わる仕組みを組み込むことで、居住とまちづくりを同時に進める都市型の社会実験といえます。 

SeaGraphの視点では、大学・第三セクター・地域企業が関与する支援構造により、学生の生活と地域経済を接続するプラットフォームとして機能している点がとても優れています。空きビル再生と若者人口の都心回帰を同時に実現するモデルは、地方都市の中心市街地再生にも応用可能であると考えられます。

今後は、学生の地域活動や企業連携の具体的成果、卒業後の定住や起業などへの波及の可視化が求められると考えます。特に、学生居住拠点が都市の人材循環を生む仕組みとして機能するかという点が注目されるでしょう。

 


 

出典:fil 公式サイト
https://fil-toyama.com