さとづくり48
福岡県宗像市の日の里団地では、老朽化した集合住宅の再生プロジェクト「さとづくり48」が2020年に開始されました。公式サイトによると「閉鎖棟10棟のうち9棟を解体し、1棟をリノベーションしてコミュニティ施設『ひのさと48』として利活用」する計画です。
本事例は、大規模団地の再生を単なる建替えではなく、既存建物の部分活用を起点としたコミュニティ形成に転換している点が特徴です。地域文化、働き方、食、教育など複数テーマを設定し、住民や事業者の参加を通じて地域の関係人口を増やす仕組みを構築しています。
SeaGraphの視点では、本事例は物理的な団地再生と社会的ネットワークの再構築を同時に進める点で先進的と考えられます。既存ストックを拠点化する手法は、人口減少地域の住宅地再編や地域産業創出に応用可能性があるモデルです。
今後は、拠点施設に集積するブリュワリーやカフェ、学びの活動などが地域経済や移住促進にどの程度波及するかが注目されています。また、団地再生と地域コミュニティ形成を両立させる運営体制の持続性も重要な検証点といえます。
出典:さとづくり48公式サイト
https://stzkr.com/