「ねをはす HOTEL BOOK & CAFE」カフェ×レストラン×ホテル複合滞在拠点@山口県下関市

 

ねをはす HOTEL BOOK & CAFE

「ねをはす HOTEL BOOK & CAFE」は、山口県下関市の新下関駅近くに立地する複合施設です。施設内には書店、カフェ、レストラン、ホテルが配置されており、書店は約2万冊を扱う総合書店として運営されています。また、ホテルは39室を備え、宿泊者向けに夜間営業の書店空間を提供しています。

本事例は、書店・飲食・宿泊という異なる機能を一体的に組み合わせることで、単なる商業施設や宿泊施設ではなく、滞在そのものを価値化する複合拠点として設計した点が特徴的です。利用者の滞在時間を延ばしながら、地域の日常利用と観光利用の双方を取り込む構造を実現しています。

SeaGraphの視点では、本事例は地方都市における書店の新たな存続モデルであると考えられます。全国的に独立系書店や地域書店の経営環境が厳しさを増すなか、宿泊や飲食との連携によって収益源を多様化している点は先進的であり、地域資源を活用した食や滞在体験を組み合わせることで、観光振興と文化拠点形成を同時に実現できる可能性があると考えられます。

今後は、宿泊者向けの夜間書店体験がどの程度地域外からの来訪動機となるかに加え、書店を核としたイベントやコミュニティ形成がどのように発展していくかという点に注目が集まるでしょう。また、地方都市における複合型文化施設モデルとして他地域へ展開される可能性も期待されると考えられます。

 


 

出典:ねをはす HOTEL BOOK & CAFE 公式サイト
https://neohas.jp