移動式道の駅
医療・防災産業創生協議会が取り組んでいる「移動式道の駅」は、災害時に避難所や物資拠点となる可動式コンテナを、平時は移動式の道の駅として運用しています。高知市内の様々な場所に出向き「地域特産品の販売や観光PR」などを行いながら活用されています。
本事例は、有事の際の防災インフラを平時の経済活動や地域振興に転用する、フェーズフリーな運用モデルが特徴的です。設備を稼働させ続けることで維持管理コストを抑えつつ、機動的な展開による賑わい創出を実現しています。
SeaGraphの視点では、多額の投資が必要な防災設備の稼働率を劇的に向上させる優れたソリューションであると考えられます。常設の施設を持たないため柔軟な場所選びが可能であり、全国の自治体への応用可能性が高く、レジリエンス強化という社会的インパクトを持つと考えられます。
今後は、平時の移動販売を通じてコンテナの設営手順や輸送ルートの確認を行うことで、災害時の初動対応がどの程度迅速化されるかという点に注目が集まるでしょう。また、複数自治体間でのコンテナの相互融通システムの構築も期待されると考えられます。
出典:医療・防災産業創生協議会 公式サイト
https://www.mdpc.ne.jp/shikoku_251101/