「もっと知りたいことしの仕事」行政が予算説明書を公開。健全な財政の実現へ@北海道ニセコ町

 

もっと知りたいことしの仕事

ニセコ町では、予算説明書「もっと知りたいことしの仕事」を発行し、その一部をダイジェスト版として公開しています。冊子は第6次ニセコ町総合計画に基づき事業を分野別に整理し、全事業や財政状況などを掲載しています。令和7年度版は本編154ページ、資料編40ページで構成されています。

本事例は、行政予算を単なる数値資料としてではなく、住民が地域運営の内容を理解できる情報資源として再編集している点が特徴的です。事業内容や財政状況を分野ごとに整理し、行政活動の全体像を住民に伝えることで、情報共有を基盤とした住民参加を促進する仕組みとなっています。

SeaGraphの視点では、この取り組みは自治体の情報公開を「説明責任」から「住民との共通理解形成」へ発展させている事例であると考えられます。他地域では予算書が専門的で活用されにくい場合も多い一方、ニセコ町は長年にわたり分かりやすい形で継続公開している点に優位性があります。住民自治や地域課題への参加意識を高めるモデルとして、全国の自治体への応用可能性も高いと考えられます。

今後は、公開された情報が住民の政策理解や地域活動への参加にどの程度結び付いているかという点が注目されるでしょう。また、デジタル化やオープンデータとの連携によって、さらに多様な住民層へ情報共有が広がるかについても期待されています。

 


 

出典:ニセコ町 「もっと知りたいことしの仕事」
https://www.town.niseko.lg.jp/chosei/keikaku/machizukuri_jorei/kyoyu/shiritai_work/