練習船「広島丸」を災害時に船上基地局利用。楽天×商船高専との協定を締結@広島県大崎上島町

 

楽天モバイル、広島商船高等専門学校と練習船「広島丸」の災害支援利用推進に関する連携協定を締結

広島商船高専が運航する練習船「広島丸」を、災害支援にも活用する連携協定を、楽天モバイルと同校が締結しました。平時から訓練を実施して災害発生時の円滑な相互連携ならびに双方の取り組みの最大化を図ることとしており、有事の際には船上基地局の設置や復旧機材の海上輸送、作業員の宿泊支援などを実施します。

本事例は、教育機関が保有する既存の海上インフラを、有事の際の代替通信ネットワークとして転用する点が特徴的です。民間企業と連携し、陸路の遮断に影響されない海上からの迅速な被災地支援を可能にする、機動性に優れたレジリエンス強化のモデルとなっています。

SeaGraphの視点では、半島や島嶼部が多い日本において極めて有効なアプローチと考えられます。既存の船舶を動く基地局とする本モデルは、専用の通信支援船を建造するコストを抑えつつ、全国の商船学校やフェリーなどでも応用可能であり、防災力向上に大きく寄与する社会的インパクトを持つと考えられます。

今後は、平時の訓練を通じ、船上基地局の迅速な展開や運用プロセスの標準化がどこまで進むかという点に注目が集まるでしょう。さらに、他事業者や自治体との連携拡大、衛星通信網と組み合わせたより強靭な広域通信インフラ構築への発展が期待されます。

 


 

出典:楽天モバイル株式会社 プレスリリース
https://corp.mobile.rakuten.co.jp/news/media/2026/0601_01/