まほうの本屋さん
岩国市は、旧美和東小学校の図書館を活用した「まほうの本屋さん」を開設しています。寄贈された本を来場者が自由に選び、自分で価格を決めて募金箱へ入金し、持ち帰る仕組みです。読み聞かせ会やサイン会、クリスマス企画なども予定されています。
この事例は、図書館機能と地域コミュニティ機能、寄付文化を組み合わせている点が特徴的です。価格決定を利用者に委ねることで、本の価値を再認識する参加型の体験へ転換しており、空き公共施設の利活用と地域交流を同時に進める設計となっています。
SeaGraphの視点では、本事例は単なる古本交換ではなく、「公共空間×文化循環×自主的経済行動」を組み合わせたコミュニティモデルであると考えられます。特に、廃校施設を文化拠点へ再編集している点は、人口減少地域における低コストな地域再生手法として可能性があると考えられます。
今後は、寄贈冊数や参加者数の推移に加え、地域外来訪者の増加や継続的な運営体制の構築が注目されるでしょう。また、読み聞かせやイベント開催を通じて、子ども世代や子育て世帯との接点がどのように広がるかも重要なポイントになるでしょう。
出典:岩国市 まほうの本屋さん 公式サイト
https://www.city.iwakuni.lg.jp/soshiki/75/109592.html