「おさかな小学校」魚を通じて海と環境を学ぶオンライン教育プログラム

 

おさかな小学校

「おさかな小学校」は、魚の生態や漁業、海洋環境について学ぶことができる、主に小中学生を対象としたオンライン主体の教育プログラムです。水産関係者や専門家が「先生」となり、魚のさばき方から海洋プラスチック問題、水産資源の持続可能性まで、クイズや対話を通じて楽しく学べるカリキュラムを提供しています。

本事例の特徴は、「魚」という身近な食のテーマを入り口にして、SDGsや環境問題といった複雑な社会課題を子どもたちに分かりやすく翻訳(エデュテインメント化)している点です。オンラインを活用することで、海のない地域の子どもたちにも質の高い海洋教育を届けることを可能にしています。

SeaGraphの視点では、次世代の「消費者」を育成するという観点から、一次産業の未来を支える非常に重要な啓発基盤であると考えられます。魚食離れが進む中、単に「魚を食べよう」とPRするのではなく、海の背景にあるストーリーや課題への理解(海洋リテラシー)を深めることで、本質的な行動変容を促す優れたアプローチです。

今後は、全国の公立学校の探究学習プログラムへの導入や、実際の漁港や市場を訪れるオフラインの体験ツアーとの連動など、学びの場をリアルの世界へ拡張していく展開が期待されます。

 


 

出典:おさかな小学校 公式サイト
https://www.osakana-sho.jp/