「ルナ・アズール」JRが運行する青森〜品川間の夜行特急列車。夜行観光の新市場開拓へ@青森県

 

ルナ・アズール

「ルナ・アズール」は、JR東日本が2027年度に導入を予定している特急列車です。導入時は品川駅から青森駅までの夜の運行と、品川駅から長野原草津口駅までの昼の運行を予定しています。10両編成と7両編成を使い分け、個室やラウンジが備えられています。

本事例は、鉄道を移動手段としてだけでなく、乗車そのものを観光体験として設計し、夜間の移動時間を宿泊や観光と組み合わせられる時間へ転換した点が特徴的です。個室やラウンジなどの車内空間を整備し、目的地までの移動過程そのものに価値を創出することを目指しています。

SeaGraphの視点では、交通事業者が沿線地域への移動需要を生み出すだけでなく、移動時間そのものを観光資源として再設計している点に価値があると考えられます。特に、既存の鉄道路線と地域観光を組み合わせることで、目的地単体ではなく移動を含めた滞在体験を形成できる事例であると考えられます。

今後は、2027年度初の運行開始に向けて、具体的な運転日やダイヤ、料金、車内サービスなどがどのように設定されるかという点に注目が集まるでしょう。また、導入時の品川~青森間、品川~長野原草津口間に加えて、今後どの地域へ運行ルートが広がるのかという点も、沿線観光との関係を考えるうえで注視されると考えられます。

 


 

出典:東日本旅客鉄道株式会社 ルナ・アズール 公式サイト
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/luna_azul.html/