ねこみやバス
「ねこみやバス」は、宮崎交通とヤマト運輸が連携して実証運行を実施する、人と荷物を同時に運ぶ路線バス型の公共ライドシェアです。2026年10月から2027年3月まで、宮崎県の日向・入郷地域(日向市、美郷町、諸塚村、椎葉村)で実施します。
本事例は、既存の路線バス網と物流事業者の集配機能を組み合わせ、旅客輸送と貨物輸送を一体的に運用する仕組みを試行した点が特徴的です。地域の公共交通と物流という異なる機能を、同じ車両・運行体系の中で連携させています。
SeaGraphの視点では、人口減少や担い手不足によって個別サービスの維持が難しくなる地域で、既存インフラを複数用途で活用する考え方に価値があると考えられます。特に、交通と物流を別々に維持するのではなく、地域内の移動と配送を同時に考える点は、地域インフラの再設計を検討する際の参考になると考えられます。
今後は、2026年10月から2027年3月までの実証運行で、利用状況や運用方法、導入効果などが検証されるでしょう。実証では3路線を対象に、1日8便、9便、2便をそれぞれ運行する予定で、検証結果を踏まえた2027年4月の本格運行に向けた動きも注視されると考えられます。
出典:ヤマト運輸株式会社 プレスリリース
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2026/newsrelease_20260909_1_1.html