ことでんデジタル券売機
「ことでんデジタル券売機」は、高松琴平電気鉄道は、レシップの「QUICK TRIP Ticket」を活用したデジタル券売機を導入することで、一部主要駅を除く自動券売機を廃止し、スマートフォンで切符を購入できる仕組みに移行しています。
本事例は、無人駅を含む地方鉄道の券売機をデジタル化し、設備維持にかかる負担を抑えながら切符販売の機能を維持した点が特徴的です。専用アプリを不要とし、多言語にも対応することで、地域住民と来訪者の双方が利用できる仕組みになっています。
SeaGraphの視点では、単純に券売機を撤去するのではなく、デジタル技術によって従来の機能を置き換え、交通サービスの維持と運営効率化を両立させようとしている点に価値があると考えられます。人口減少や無人駅の増加に直面する他地域のローカル鉄道にも応用可能であると考えられます。
今後は、デジタル券売機への移行によって実際にどの程度の維持管理コストを削減できるのかという点に注目が集まるでしょう。また、スマートフォンを持たない利用者や障害のある利用者への支援を含め、デジタル化と交通サービスへのアクセシビリティをどのように両立するのかも重視されると考えられます。
出典:高松琴平電気鉄道株式会社 プレスリリース
https://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/new/2026/press20260819.pdf