「シェアモビリティ付き賃貸住宅 モビ×住む」住まいと移動手段の居住促進事例@兵庫県神戸市

 

シェアモビリティ付き賃貸住宅 モビ×住む

「シェアモビリティ付き賃貸住宅 モビ×住む」は、神戸市と阪神電気鉄道株式会社が連携して実施されている事業です。市営住宅を活用した賃貸住宅とシェアモビリティを組み合わせることで、移動利便性向上や既存住宅の流通促進、鉄道利用の促進を目指しています。また、市営住宅敷地内にはシェアサイクルポート設置なども進められています。  

本事例は、住宅政策と交通政策を個別に進めるのではなく、一体的な仕組みとして設計した点が特徴的です。住まいの供給に移動手段を組み合わせることで、居住者の利便性向上と公共交通の利用促進を同時に実現しようとする複合的な地域活性化策となっています。

SeaGraphの視点では、本事例は住宅ストックの有効活用と持続可能な移動環境を結び付けている点が優れていると考えられます。人口減少や空き住宅の増加が課題となる地域では、住宅整備だけでなく移動環境まで含めて暮らしを設計することが定住促進につながる可能性があり、地方都市への応用も期待できると考えられます。

今後は、実際の入居状況やシェアモビリティの利用実績を踏まえた事業効果の検証に注目が集まるでしょう。また、他の住宅団地や鉄道沿線への展開、交通事業者や民間事業者とのさらなる連携によって、居住促進と公共交通利用の両立がどこまで進むかという点も期待できると考えられます。

 


 

出典:神戸市 公式サイト
https://www.city.kobe.lg.jp/a01110/kurashi/sumai/jutaku/information/mobisumu.html