「SUBACO(スバコ)」静岡鉄道が取り組むシェア型社員寮。複数企業と交流へ@静岡県静岡市

 

SUBACO(スバコ)

「SUBACO(スバコ)」は、様々な企業の20代〜30代前半の若手社員が入居する全10室のシェア施設で、静岡鉄道株式会社が運営しています。個室には家具家電が完備されているだけでなく、充実した共用スペースが設けられていることに加え、入居者は同社が運営するコワーキングスペース・シェアオフィス「=ODEN(エデン)」を無料で利用できます。

本事例は、単一企業の社員寮に留まらず、地域に点在する複数企業の若手人材を繋ぐ、住環境をベースとしたコミュニティ基盤として機能している点が特徴的です。企業間を超えた横のつながりを日常空間で自然に創出し、地域全体における人材育成や定住化を図る新しい空間活用のモデルとなっています。

SeaGraphの視点では、本事例は若者の地域定着を促す優れたアプローチであると考えられます。また、一戸建て住宅をリノベーションした施設であることから、単独で寮を持つことが難しい企業でも福利厚生として活用しやすい点が優れており、地方都市における地元企業や交通事業者による遊休不動産の転用モデルとして、高い応用可能性と社会的インパクトを持つと考えられます。

今後は、入居者同士の日常的な交流や月1回程度開催されるイベントから自発的に生まれる新たなビジネスアイデア、地域課題を解決する共創プロジェクトの創出が注目されるでしょう。さらに、本施設を活用する地元企業が増加することによる、地域全体の採用競争力向上も期待されると考えられます。

 


 

出典:SUBACO 公式サイト
https://www.shizutetsu.net/sharehouse_subaco/