奨学ナプキン
大王製紙株式会社は、自社ブランド「エリエール」の商品を活用し、生理用品の入手が困難な学生を対象に1年分の生理用品を無償提供するプロジェクト「奨学ナプキン」を実施しています。生理のある学生が対象で、アンケート回答を通じて応募し、選考により奨学生が決定されます。
本事例は、企業の製品を直接的に無償提供することで、経済的な理由による生理の貧困という社会課題にアプローチしている点が特徴です。単なる物資支援にとどまらず、利用者の声を集めるアンケートを通じて、生理に関する悩みや実態を可視化し、社会全体の理解を促す役割も担っています。
SeaGraphの視点では、企業の社会的責任と製品の継続的な利用促進を両立させた持続可能な支援モデルである点が優れていると考えられます。データ収集の結果も活用することで、ジェンダー平等の推進に大きな社会的インパクトを与えると考えられます。
今後は、収集したアンケートデータを活用した製品開発や、賛同企業・団体との連携による支援の輪の拡大についても注目されていくでしょう。また、教育機関と連携した生理に関する啓発活動の展開や、社会的なサポート体制の構築にも期待が寄せられていくと考えられます。
出典:エリエール 「奨学ナプキン」 公式サイト
https://www.elleair.jp/elis/meetmyelis-shogaku/