「名古屋市役所屋上みつばちプロジェクト」都市養蜂による生物多様性保全活動の推進@愛知県名古屋市

 

名古屋市役所屋上みつばちプロジェクト

愛知県名古屋市は、地元養蜂組合と連携して「名古屋市役所屋上みつばちプロジェクト」を実施しています。市役所庁舎の上部空間でハチの飼育に取り組んでおり、体験イベントなどを通じて、生物多様性に関する普及啓発をさらに進めていくことを目指しています。

本事例は、行政が自らの施設を実践の場として提供し、民間団体と協働で環境保全活動を行う点に特徴があると考えられます。生態系の恵みを五感を通じた体験活動へと落とし込むことで、市民の環境に対する意識を育む実践的な啓発モデルです。

SeaGraphの視点では、都市の未利用空間を環境教育のハブへと転換した取り組みとして優れていると考えられます。他地域でも導入しやすい施策でありながら、生産物を地域ブランド化するなど、経済的な拡張性や社会的な波及効果も期待できる優れた取り組みです。

今後は、採取された生産物の具体的な活用方法や、地元企業および教育機関とのさらなる連携拡大に注目が集まるでしょう。また、都市部における生態系の回復状況を継続的に観測して発信することで、全国的な環境施策への影響も期待できると考えられます。

 


 

出典:名古屋市「名古屋市役所屋上みつばちプロジェクト」 公式サイト
https://www.city.nagoya.jp/kurashi/kankyou/1012463/bee.html