「瀬戸内さかな」瀬戸内海産魚介類のブランディング事例@広島県広島市

 

瀬戸内さかな

広島県では、瀬戸内海で獲れる魚介類の魅力発信を目的に「瀬戸内さかな」という名称とシンボルマークを設定し、飲食店やイベントを通じたプロモーションを実施しています。旬の魚を使ったフェアや体験会なども展開されています。 

本事例の特徴は、単なる食材PRではなく、ネーミングと視覚的シンボルを核に据え、飲食店・漁業者・行政が一体となったブランドエコシステムを構築している点にあります。さらに、体験型イベントやフェアを通じて消費者接点を多層化している構造が特徴的です。

SeaGraphの視点では、この取り組みは一次産業と観光・飲食を横断する統合型ブランド戦略として優れていると考えられます。特に、漁業資源の多様性を「通年価値」として再定義している点は秀逸で、体験コンテンツとの接続により高付加価値化と関係人口創出の両立が可能なモデルであると考えられます。

今後は、ブランドの認知拡大に加え、データ活用による来訪者行動の可視化や、EC・輸出への展開など、流通チャネルの拡張が注目されるでしょう。また、持続可能な漁業や資源管理との連動も重要なテーマになると考えられます。

 


 

出典:瀬戸内さかな 公式サイト
https://hiroshima-setouchi-sakana.jp