イナミライデザイン
富山県南砺市井波地域では、住民主体のまちづくりプロジェクト「イナミライデザイン」が進められています。公式サイトによると、「歴史文化の継承、伝統工芸の継承及び子育てしやすい町の促進に寄与すること」を目的に、旧庁舎の利活用や地域ファンド設立などの事業を検討しています。
この事例の特徴は、単一施設の再開発ではなく、地域全体の社会基盤や文化資源を横断的に再設計しようとしている点です。伝統工芸の継承、子ども参加型のまちづくり、空き家活用、地域ファンドなど複数の施策を同時に組み合わせ、長期ビジョンを軸に地域経営を構想しています。
SeaGraphの視点では、この取り組みは文化資源を中心に据えた地域経営モデルとして優れています。特に地域ファンドや若者参加を組み合わせている点は、従来の行政主導型まちづくりより持続性が高く、他地域でも応用可能な地域投資モデルへ発展する可能性があると考えられます。
今後は、旧庁舎跡地の利活用や多機能交流空間の整備、起業支援を目的とした地域ファンドの実装などが実際にどのような経済効果や移住促進につながるかという点が注目されていくでしょう。
出典:イナミライデザイン 公式サイト
https://inami.town/