仙台ふぉんと
障がいのある方が描いた文字や絵を基にフォントやパターンを制作し、企業や自治体などが活用するプロジェクト「仙台ふぉんと」が公開されています。公式サイトによると「障がいのある人・デザイナー・支援事業所による共創アートワークを世界中に届ける」取り組みとされています。
この事例の特徴は、障がいのある人の原画をデザイン化し、フォントというデジタル資産として社会に流通させる点にあります。福祉活動を単なる支援にとどめず、クリエイティブ産業や地域ブランディングと結び付けることで、継続的な価値循環を生み出すモデルといえます。
SeaGraphの視点では、この取り組みは福祉・デザイン・地域経済を横断する共創モデルとして評価できます。フォントという再利用可能なデジタル資源を核にしているため、商品開発や観光プロモーションなど多様な分野へ拡張可能な点が、他地域の福祉アート事例と比較して優れていると考えられます。
今後は、企業や自治体による利用拡大や、ご当地フォントの全国ネットワークとの連携が注目されます。地域ブランドや商品パッケージなどへの展開が進めば、福祉人材の創作活動を継続的な収益につなげる仕組みとして発展する可能性があります。
出典:株式会社ユーメディア 「仙台ふぉんと」
https://www.u-media.jp/sendai-font/