「ekinico」九州の無人駅舎活用で地域の賑わいを生み出す取り組み

 

ekinico

JR九州の公式サイトによると、「ekinico」は無人駅などの遊休スペースを地域事業者や自治体、学生などと連携して活用し、持続可能な駅のにぎわいづくりを目指す取り組みです。駅舎の維持管理を担う鉄道建築チームが主体となり、カフェやシェアキッチン、コミュニティスペースなどの整備を進めています。 

この事例の特徴は、鉄道インフラの維持管理組織が主体となり、遊休化した駅空間を地域の活動拠点へ再編している点にあります。ハード改修と地域事業者の参加を組み合わせることで、駅を交通施設だけでなく地域コミュニティのプラットフォームとして再定義している点が特徴です。

SeaGraphの視点では、この取り組みは鉄道会社の施設管理機能を地域創生に転用したモデルと考えられます。特に、無人化が進む地方駅の維持コストと地域利用を同時に解決する仕組みとして、他地域のローカル線にも展開可能な社会インフラ活用モデルとして優れています。

今後は、参画事業者の拡大やイベント連携などを通じて、駅単体の活用から周辺エリアの再生へ波及するかという点が注目されています。また、対象駅の拡大や観光・文化活動との連携がどの程度持続的な地域経済を生むかも焦点となります。

 


 

出典:JR九州公式サイト
https://www.jrkyushu.co.jp/company/esg/ekinico/