yama-niwa(ヤマニワ)
「yama-niwa(ヤマニワ)」は、2022年3月に閉校した旧塩尻市立楢川中学校の校舎と体育館を活用して整備された複合施設です。2026年10月3日から供用を開始し、宿泊、飲食、アウトドア、ものづくり、森林・林業の学びなどの機能を備えています。
本事例は、閉校した学校施設を、森林資源を軸とした観光、産業、教育、交流の複合拠点へ転換した点が特徴的です。宿泊やカフェだけでなく、貸し工房、地域材を活用した合板工場、山の展示室などを組み合わせ、建物の再利用と地域資源の活用を一体的に進めています。
SeaGraphの視点では、廃校という地域課題を、森林資源を生かした産業・観光・教育の接点へ転換している点に価値があると考えられます。特に、地域に既に存在する公共施設と一次産業資源を組み合わせることで、施設単体ではなく地域産業全体の新たな接点をつくるモデルとして参考になる事例であると考えられます。
今後は、2026年10月の供用開始後に、宿泊や飲食、アウトドア、ものづくりなどの機能がどのように利用されるかという点に注目が集まるでしょう。また、奈良井宿に隣接する立地を生かしながら、森林・林業教育、林業・木工関連産業の育成、新たな雇用の創出、観光と林業の活性化につながるかという点も注視されると考えられます。
出典:塩尻市 公式サイト
https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/7/63328.html