トヤマチ∞ミライ
「トヤマチ∞ミライ」は、富山駅周辺の駅南・駅・駅北の各エリアで活動していた企業や団体などが連携し、2023年3月に策定した未来ビジョンです。富山駅を中心に情報共有やイベント連携、担い手育成などを進め、南北一体のまちづくりを目指しています。
本事例は、複数のエリアや主体が個別に行ってきた活動を、駅を中心とした一つのまちづくりの仕組みとして接続した点が特徴的です。イベントの共同開催だけでなく、情報発信、データ活用、公共交通との連携、プレイヤー育成などを組み合わせ、継続的なエリアマネジメントにつなげる構想となっています。
SeaGraphの視点では、地域内にすでに存在する企業・団体・公共空間・交通機能を新たな資源として捉え、それらを横断的につなぐことで地域全体の価値を高めようとする点に価値があります。単独の施設整備ではなく、既存主体の連携を基盤に継続的な活動を生み出す考え方は、駅周辺の再整備を進める他地域でも参考になると考えられます。
今後は、2024年5月に設立された一般社団法人トヤマチミライが、未来ビジョンをどのような具体的活動へ発展させていくのかという点に注目が集まるでしょう。現在も富山駅周辺でイベントや市民参加型の取り組みを展開しており、南北一体の活動を継続的なエリアマネジメントへつなげる動きについても注視されると考えられます。
出典:トヤマチ∞ミライ 公式サイト
https://toyama-stationcity.jp/assets/pdf/toyamachi-mirai.pdf