e-Combu(イーコンブ)
「e-Combu(イーコンブ)」を運営する株式会社e-Combuは、北海道広尾町を拠点に事業を展開しています。活用されていない昆布を回収・加工し、飼料や化粧品原料などへの利用を進めています。
本事例は、従来の用途だけでは活用されにくい昆布を、異なる産業分野の原料として捉え直した点が特徴的です。水産資源を食品用途だけに限定せず、飼料や化粧品など複数の用途へ展開することで、地域資源の利用可能性を広げています。
SeaGraphの視点では、廃棄・未利用になり得る地域資源を別産業の素材へ転換する点に価値があると考えられます。特に、地域で発生する未利用資源を「廃棄物」として処理するのではなく、成分や特性に着目して新たな市場につなげる発想は、農林水産業の資源循環にも応用できると考えられます。
今後は、未利用昆布を活用した製品や原料の事業化がどこまで広がるかという点に注目が集まるでしょう。現在は飼料や化粧品原料などへの展開が確認されており、今後、地域の漁業者や研究者、企業との連携によって、昆布の新たな用途や安定的な回収・供給の仕組みが構築されるかという点もポイントになると考えられます。
出典:株式会社e-Combu 公式サイト
https://e-combu.com