ユニバーサルトイレマップ
長崎県立佐世保商業高等学校の商業クラブは、地域連携および観光振興活動の一環として、観光時に役立つバリアフリー情報を中心に掲載した「ユニバーサルトイレマップ」を制作しました。車いす利用者や小さな子ども連れの方などが利用しやすいトイレ情報を分かりやすくまとめており、佐世保観光情報センターでも配布されています。
本事例は、高校生が地域の観光課題に着目し、誰もが安心してまち歩きを楽しめる情報を地域と協働で整備した点が特徴的です。観光インフラそのものを整備するのではなく、既存施設の情報を整理・発信することで、観光地のアクセシビリティ向上と地域のおもてなしの充実を図っています。
SeaGraphの視点では、本事例はバリアフリー観光を行政だけでなく、高校生が地域課題に着目し、情報発信を行なった点に価値があると考えられます。地域の若い世代が観光資源や社会課題に関わることで、利用者目線の情報発信につながるだけでなく、地域への愛着や担い手育成にも寄与する取り組みであり、施設整備に比べて導入しやすく、多くの観光地へ展開できる実践例であると考えられます。
今後は、掲載施設や情報の継続的な更新に加え、多言語対応やデジタルマップとの連携など、より多様な利用者へ対応する取り組みに期待が集まるでしょう。また、高校生による地域課題解決型の活動として、他地域へ波及していくかという点も注目されると考えられます。
出典:佐世保・小値賀 海風の国 させぼ・おじかの観光情報サイト
https://www.sasebo99.com/news/323