Oneなんたんらぼ
「Oneなんたんらぼ」は、南丹市内に在住・在学・在勤する5人以上のグループを対象に、市長が希望する場所へ出向いて意見交換を行う取り組みです。開催場所は市内であれば指定でき、申込は開催希望日の1か月前まで受け付けています。対象テーマは市全体または地域のまちづくりに関する内容とされています。
本事例は、市民が行政へ足を運ぶのではなく、市長が地域へ出向いて直接対話する仕組みを制度化した点が特徴的です。少人数から参加できる仕組みとすることで、多様な立場の市民がまちづくりに関する意見を伝えやすい環境を整え、行政と地域住民の双方向コミュニケーションを促進しています。
SeaGraphの視点では、本事例は住民参加を公聴会のような一方向の意見聴取に留めず、対話を通じた政策形成へ発展させる可能性を持つ取り組みであると考えられます。5人から開催できる柔軟性は、地域ごとの課題をきめ細かく把握する仕組みとして他地域への展開も期待できると考えられます。
今後は、市民から寄せられた意見が実際の施策へどのように反映されるかに加え、参加者数や開催件数、幅広い世代・地域から継続的な参加が得られるかという点に注目が集まるでしょう。対話を起点とした協働のまちづくりがどのように発展するかという視点も重視されると考えられます。
出典:南丹市 公式サイト
https://www.city.nantan.kyoto.jp/www/gove/137/009/000/index_1019297.html
https://www.city.nantan.kyoto.jp/www/gove/137/009/000/1019297/1019447_1_501_10.pdf