竹山団地プロジェクト
「竹山団地プロジェクト」は、神奈川大学と神奈川県住宅供給公社が2020年に連携協定を締結して開始した地域活性化事業です。横浜市緑区の竹山団地を神奈川大学サッカー部員の居住拠点として活用するとともに、自治会や地域団体と連携し、健康づくりや学習支援、スマートフォン教室などの地域活動を展開しています。また、空き店舗を活用した健康施設やコミュニティスペースの整備も進められています。
本事例は、団地の空き住戸や空き店舗を活用し、大学、行政、住宅供給公社、自治会、学生が継続的に連携する地域再生の仕組みを構築した点が特徴的です。学生が居住者であると同時に地域活動の担い手となることで、団地の活性化と人材育成を一体的に進めています。
SeaGraphの視点では、本事例は遊休資産の活用にとどまらず、学生が地域で暮らしながら関わるという関係性を制度化している点が優れていると考えられます。短期間のボランティアではなく、生活そのものを地域と結び付けることで継続的なコミュニティ形成を実現しており、高齢化が進む団地や地方都市でも応用可能性の高いモデルであると考えられます。
今後は、健康増進施設やコミュニティ拠点の利用効果、地域住民との交流の広がりに加え、研究成果や教育成果の蓄積に注目が集まるでしょう。また、産官学民連携による団地再生のモデルとして、他地域への展開や横展開が進むことも期待されると考えられます。
出典:神奈川大学 公式サイト 竹山団地プロジェクト
https://www.kanagawa-u.ac.jp/cooperation/project/takeyama/
https://www.kanagawa-jk.or.jp/action/takeyama-project.php