「CEUEU(セウエウ)櫟本駅」現役の駅で過ごす一棟貸しの宿泊体験@奈良県天理市

 

CEUEU(セウエウ)櫟本駅

「CEUEU(セウエウ)櫟本駅」は、奈良県天理市のJR万葉まほろば線(桜井線)櫟本駅の駅舎をリノベーションした一日一組限定の宿泊施設です。明治31年築の木造駅舎を活用しています。「夜行列車に泊まる気分で、駅舎に泊まる。」をコンセプトとし、屋根裏空間や駅舎の意匠を活かした滞在を提供しています。

本事例は、歴史的駅舎を保存・公開するだけではなく、「駅で過ごす」という体験そのものを宿泊コンテンツへ転換した点が特徴的です。交通インフラとして利用されてきた駅舎に新たな滞在価値を付加することで、地域の歴史や鉄道文化を日常的に体感できる場を創出しています。

SeaGraphの視点では、本事例は歴史的な交通インフラを観光資源として再編集した先進事例であると考えられます。古民家や歴史的建築物を宿泊施設へ転用する事例は各地に見られますが、現役の駅そのものを宿泊体験へ転換しており、全国に残る駅舎やローカル線の利活用にも応用可能な、鉄道文化の継承と地域滞在型観光を両立するモデルであると考えられます。

今後は、櫟本駅を起点とした周辺の歴史・文化資源との連携や、鉄道利用と宿泊を組み合わせた観光プログラムの展開に注目が集まるでしょう。駅という地域の玄関口に新たな役割を持たせる取組として、歴史的駅舎の保存と地域活性化を両立するモデルへ発展することが期待されると考えられます。

 


 

出典:CEUEU(セウエウ)櫟本駅 公式サイト
https://www.risshisha-ceueu.com