まちづくりビジョンマップ
「まちづくりビジョンマップ」は、株式会社NANKAIを中心に、泉佐野市や交通事業者、宿泊施設、商業施設、地域団体など計16の企業・団体が連携して策定した、泉佐野市りんくうエリアの将来像を示すビジョンマップです。
本事例は、行政・交通・観光・商業・地域団体など多様な主体が業種横断で参画し、地域の将来像を共有するビジョンを可視化した点が特徴的です。単独事業者による開発ではなく、エリア全体の回遊性向上や来訪機会創出を共通課題として捉え、官民が同じ方向性で地域価値向上を目指している取り組みとなっています。
SeaGraphの視点では、本事例は空港周辺エリアの開発を個別施設単位ではなく、面的な地域経営へ転換しようとしている点に価値があると考えられます。国内では観光施設や商業施設ごとの集客競争が多く見られますが、本事例は複数主体が共通ビジョンを持つことで滞在価値の向上を図っており、空港周辺都市や観光拠点を抱える地域にとって参考となるモデルになり得る取り組みであると考えられます。
今後は、ビジョンマップに示されたアイデアや施策がどのように具体化されるかという点に注目が集まるでしょう。特に、エリア内の回遊性向上に向けた交通施策やイベント創出、参画団体以外の事業者や市民との連携拡大が進むことで、継続的な地域活性化につながるかという点も重要な視点となりそうです。
出典:株式会社NANKAI ニュースリリース
https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/260618.pdf