「日本酒 不舎晝夜」水道水で製造。水源保全の取り組み発信する官民連携モデル@広島県広島市

 

日本酒 不舎晝夜

「日本酒 不舎晝夜(ちゅうやをおかず)」は、広島市水道局と株式会社酒商山田が連携して製造した日本酒です。広島市の水道水を使用して製造した日本酒の販売を通じて、水源かん養に関する取組への支援を行うとともに、水道水の魅力発信を進めることを目指しています。

本事例は、行政が管理する水道インフラを単なる公共サービスとして捉えるのではなく、地域産業と組み合わせた商品づくりによって市民や消費者との接点を創出した点が特徴的です。行政施策を商品という身近な形に転換し、環境保全への参加機会を広げています。

SeaGraphの視点では、本事例は行政による見えない公共サービスの可視化の事例として優れていると考えられます。水源保全や水道事業は住民にとって成果が見えにくい分野ですが、日本酒という地域文化と結び付けることで関心を喚起しています。また、商品購入を通じて自然保全に参加できる仕組みも独自性が高く、他自治体の環境政策や公共インフラPRにも応用可能性があると考えられます。

今後は、日本酒の販売実績だけでなく、水源保全への理解促進や市民参加の広がりに注目が集まるでしょう。また、同様の手法が森林保全、河川管理、地域エネルギーなど他の公共分野へ展開されるかも注目されるポイントになると考えられます。

 


 

出典:広島市 公式サイト
https://www.city.hiroshima.lg.jp/shisei/kouhou/1004010/1045546/1049730/1051012.html