「ソナエルproject」非常食をお供えする。防災と供養の新しい循環事例@長野県

 

ソナエルproject

「ソナエルproject」は、長野県茅野市にある曹洞宗寺院「検校庵」の副住職である藤田清隆氏が取り組む、防災と仏教の考え方を結び付けたプロジェクトです。仏事のお供えに非常食を用いる「ソナエルセット」を提案しており、供えた後に家庭で備蓄し、賞味期限が近づいた際に消費する仕組みとなっています。

本事例は、災害への備えを単なる防災行動として捉えるのではなく、供養や地域の支え合いと結び付けることで、日常生活の中で無理なく継続できる仕組みへと転換した点が特徴的です。防災を個人の責任に閉じず、人と人との関係性の中で育む社会的実践として位置付けています。

SeaGraphの視点では、本事例は防災啓発を宗教や生活習慣と接続した点がユニークである考えられます。特に、高齢化が進む地域や寺院ネットワークを持つ地域では応用可能性が高く、防災を地域コミュニティの再構築につなげる社会的効果も期待できると考えられます。

今後は、ソナエルセットの普及によって家庭の備蓄率向上にどの程度寄与するかという点に注目が集まるでしょう。また、寺院や地域団体との連携拡大を通じて、防災と福祉、地域コミュニティ形成を一体的に推進するモデルへ発展する可能性も期待されると考えられます。

 


 

出典:ソナエルproject 公式サイト
https://sonaeru-project.jp