「ほたてのおまけ」ホタテ廃棄部を釣り餌に。廃棄コスト削減と資源循環事例@北海道札幌市

 

ほたてのおまけ

「ほたてのおまけ」は、廃棄されるホタテの内臓を活用した釣り餌です。クラウドファンディングサイトのMakuakeで公開されており、株式会社Shell Medの独自技術によりカドミウムを除去することで、これまで未利用だった部位を安全な釣り餌へと生まれ変わらせています。

本事例は、環境負荷の要因となっていた水産廃棄物を、独自の浄化技術によって新たな有価物へと変換するアップサイクルの実践モデルです。地域の未利用資源に実用的な機能を与えることで、水産業における廃棄コストの削減と資源循環を同時に実現しています。

SeaGraphの視点では、有害物質の除去技術を単なる処理問題の解決にとどめず、レジャー市場の開拓へと繋げた点が優れていると考えられます。今後は他の水産廃棄物に対する無害化への技術拡張も見込め、地域資源の完全循環を促す大きな社会的インパクトをもたらすと考えられます。

今後は、この釣り餌が実際の釣りの現場においてどれほどの集魚効果や実用性を発揮するのかという実践的な成果に注目が集まるでしょう。さらに、年間を通じて大量廃棄されるホタテの内臓処理問題を根本的に解決するための、継続的な量産化体制の構築も期待されています。

 


 

出典:Makuake プロジェクトページ 「ほたてのおまけ」
https://www.makuake.com/project/shellmed_hotate_fishing/

https://shellmed.co.jp