「三-Me.(ミー)」が示す空き家活用型交流拠点モデル@新潟県三条市

 

複合交流拠点「三-Me.(ミー)」

複合交流拠点「三-Me.(ミー)」は新潟県三条市神明町の商店街空き家を活用した施設で、1階にシェアテナント・シェアキッチン、2階にお試し移住の宿、3階に移住者住宅を配置しています。空き家活用や移住支援、創業支援を組み合わせた拠点として運営されています。 

この事例の特徴は、空き家活用、移住体験、創業支援という複数の地域課題を一つの建物に統合した点です。商店街の空き家を小規模事業の実験拠点や交流拠点として再編し、段階的に地域との関係性を深める仕組みを空間設計と運営プログラムの双方で構築しています。

SeaGraphの視点では、移住・創業・空き家対策を個別施策ではなく「段階的参加モデル」として統合している点が特徴的です。地方都市の中心市街地において、試住・小商い・定住を一体化した拠点は、地域プレイヤーの流入を持続的に生む社会インフラとして機能する可能性があります。

今後注目されるのは、この拠点を起点にした商店街全体への波及効果であると考えられます。新規事業者の出店や移住者の増加が周辺空き家の再活用につながるか、また地域内での創業支援モデルとして横展開されるかという点が焦点になるでしょう。

 


 

出典:三-Me. 公式サイト
https://sanjo-me.com