日比谷OKUROJI
「日比谷OKUROJI」はJR有楽町駅と新橋駅を結ぶ鉄道高架下約300mを活用した商業施設です。施設内には飲食店や物販店など約40店舗が並び、100年以上前に建設された煉瓦アーチ高架橋を活かして整備された空間です。
この事例の特徴は、都市インフラの余白空間を再編集し、単なる商業施設ではなく「路地」のような回遊型空間として設計している点です。歴史的構造物を保存しつつ、店舗と共用通路を組み合わせることで、都市の回遊性と滞在価値を同時に高めています。
SeaGraphの視点では、歴史的インフラを都市文化の結節点として再活用した点に価値があると考えられます。商業施設化だけでなく、公共的な通路空間を維持する設計は、都市の回遊ネットワークと文化的ストーリーを両立させる都市再生モデルとして優れています。
今後は、イベントやポップアップ企画などを通じた文化発信拠点としての役割が注目されています。周辺の銀座・日比谷・新橋エリアをつなぐ歩行回遊ルートとして、都市観光やナイトタイムエコノミーへの波及も期待されています。
出典:日比谷OKUROJI 公式サイト
https://www.jrtk.jp/hibiya-okuroji/