「きっかけ食堂」日常的な食体験から始まる震災記憶の場づくり@京都府京都市

 

きっかけ食堂

きっかけ食堂は、2014年に京都の大学生が立ち上げた取り組みで、東北の食材や酒を提供しながら東日本大震災や被災地について考える場を各地で開催しています。毎月11日に開かれ、食材は東北の生産者から仕入れて提供されています。 

この事例の特徴は、復興支援を「寄付」や「観光」ではなく、日常的な食体験と交流の場として設計している点です。定期開催の仕組みにより、遠隔地でも被災地との関係を持続的に生み出すコミュニティ型の支援モデルになっています。

SeaGraphの視点では、地域産品・交流・記憶継承を組み合わせた関係人口創出の仕組みとして評価できると考えられます。単発のイベントではなく月次開催にすることで、社会課題への関与を生活習慣に組み込んでいる点が特徴です。

今後は、東北以外の地域課題や一次産業支援へ応用できるかが注目されています。食文化を媒介とした地域関係人口の形成モデルとして、他地域への展開可能性も期待されています。

 


 

出典:NPO法人きっかけ食堂 公式HP
https://www.kikkake-syokudo.com/